このような症状やお悩みがある方
- 下血がある
- 残便感を感じる
- 便が細い
- 3か月以上続く下痢
- 3か月以上続く便秘
- 血が混じった便が出る(血便)
- お腹が痛い
- 体重が急に減り始めた
- お腹が張る
- 家族や親族に大腸がんの既往歴がある方がいる
- 大腸カメラ検査を過去5年以内に受けていない
上記のような症状は大腸がんなどの命に関わる疾患が原因となって出ていることがあります。
大腸カメラ検査を受けて原因を特定するためにも、当院までご相談ください。
便潜血検査陽性の方へ
便潜血検査で陽性が出た場合には、消化器疾患を患っている可能性が考えられるため、大腸カメラ検査を受けましょう。他にも、血便・下血でお悩みの方は、食道・胃・十二指腸・小腸・肝臓・脾臓・胆道・すい臓・大腸・肛門などの消化器官や内臓に何かしらの疾患を患っている可能性があります。
例え出血が少量であったとしても、早期発見・早期治療のためには自分自身で判断することなく、当院を受診することをお勧めします。
大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)とは
肛門から内視鏡スコープを挿入することによって、大腸粘膜を直接観察できる検査です。小腸・大腸(下部消化管)の状態を肉眼で確認できるため、便秘・下痢・血便・腹痛の原因を調査できます。
大腸カメラ検査で分かる疾患
- 大腸がん
- 大腸ポリープ(大腸腺腫)
- 大腸粘膜下腫瘍
- 直腸カルチノイド
- 大腸脂肪腫
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
- 虚血性腸炎
- 大腸憩室症(けいしつ)・大腸憩室炎
- 感染性胃腸炎(ウイルス性胃腸炎/細菌性胃腸炎)
- ベーチェット病(腸管型)
- 腸結核
- 急性虫垂炎(盲腸)
- 憩室出血
- 直腸粘膜脱症候群
- 急性出血性直腸潰瘍
- 過敏性腸症候群(IBS)
- 吸収不良症候群
- 大腸メラノーシス
当院の大腸カメラ検査の特徴
01 専門医による検査
大腸内視鏡カメラは無理にスコープを押し込んだり、空気を入れ過ぎて腸が伸びてしまったりすると、検査時につらく感じてしまいます。
当院で実施している「無送気軸保持短縮法」は、腸内に空気が入ることはなく、大腸の一番奥までスコープをスムーズに挿入できます。また、腸に負担をかけないように、腸を畳みながら挿入していく(軸保持短縮)ので、痛みもほとんど感じません。さらに、空気ではなく炭酸ガスを入れることで、検査後に腸が必要以上に張らずに済みます。
02 院内下剤に対応
大腸内視鏡検査を受ける際には、下剤を服用して腸内をきれいにしておく必要があります。一般的には自宅での服用後に体調が落ち着いてからの来院となりますが、当院では院内での服用も可能です。もし心配があるようでしたら、医師とご相談されることをお勧めします。
03 鎮静剤を用いた大腸カメラ検査
大腸カメラ検査を行うときには、鎮静剤を用いる事で、身体への負担を減らせます。鎮静剤はウトウトした状態で検査が可能となるため、検査に不安を抱いている方や痛みに弱い方なども安心して受けて頂けます。
04 日帰り大腸ポリープ切除
当院では、日帰りでの内視鏡手術が可能なため、大腸ポリープや早期大腸がんの手術をしたくても何日も休みが取れないという方も安心して受けて頂けます。その他、肛門外科での痔ろう(痔瘻)・裂肛(切れ痔)・痔核(いぼ痔)・直腸肛門周囲膿瘍などといった手術全般も日帰りで対応できます。入院ができないから手術が先延ばしになっているという方も、お気軽にご相談ください。
05 胃・大腸カメラ同日検査
当院では、胃・大腸カメラ同日検査が可能です。仕事や子育てが忙しい方で、2日も時間が取れないという方にはお勧めです。お腹やおしりに違和感がある方は当院までご相談ください。
06 消化器がんの術後フォロー
当院では、他院で手術を受けた後の消化器がんの術後フォローに力を入れています。
食道がん・胃がん・大腸がんなどのがんに対して化学治療や手術を受けて、完治したと判断された方でも、「再発の可能性はないのか?」「年に1回は念のため診てほしい」と不安に感じることもあると思います。
当院では、そういった不安をお持ちの患者様の受け入れを行っています。治療経過の詳細を診療情報提供書としてお持ち頂ければ、これまで多くのがんを診療してきた経験を踏まえて消化器がんの術後フォローを行います。まずは一度ご相談ください。
07 日曜日の大腸カメラ検査に対応
当院では、日曜日にも大腸カメラ検査を実施しています。平日は忙しくて休みが取れない、という際にはご相談に乗らせて頂きます。また、大腸ポリープ・早期大腸がんといった内視鏡手術を必要とする場合であっても、日帰りで手術を受けて頂けます。
08 炭酸ガス送気でお腹の張り軽減
一般的に大腸カメラ検査では、大腸粘膜全体を詳細に観察するために空気を入れて膨らませることが主流でした。しかし、検査後も腸管内に空気が溜まってしまい、お腹の不快感や腹部膨満感を訴える患者様が少なくありませんでした。そのため、当院では炭酸ガスを空気の代わりに大腸内に送り込む方法を採用しています。炭酸ガスは空気よりも体内に素早く吸収され、施術後にお腹の張りが軽減されます。
09 個室のリカバリールーム
検査時に鎮静剤を使用した場合は、ストレッチャーから起き上がることなく、そのままの状態でリカバリールームまでご案内します。個室仕様になっているため他人の目を気にすることなく、鎮静剤が抜けるまでリカバリールームでゆっくりと休んで頂けます。また、お声掛け頂ければスタッフがすぐにお伺いします。
10 感染予防のための消毒・洗浄を徹底しています
当院ではすべてのスタッフの感染予防対策を、徹底して行っています。内視鏡検査などで用いる器具もしっかりとした洗浄を行っているため、患者様も安心して受診頂けます。また、内視鏡学会で定められた厳しい基準を遵守しており、使い捨て可能な器具に関しては、全てディスポーザブル製品を使用し、使い回すこともありません。
11 駅近吉祥寺駅徒歩2分
当院は駅のすぐ近くにあり、吉祥寺駅北口徒歩2分という好立地です。通いやすいだけでなく、患者様のお気持ちに寄り添った診療を行います。人と人との繋がりを重視し、症状の改善だけでなく、患者様のライフスタイルに配慮した治療を行っています。また、胃・大腸内視鏡検査は同日検査や日曜日の検査も可能であり、大腸ポリープ手術や肛門手術などは日帰り手術も可能です。忙しくても都合の良い日に診察や検査を受けられる、安心できるかかりつけ医として、日々励んでいますので、お気軽に当院までご連絡ください。
大腸カメラ検査の流れ
Step1事前診察および検査予約
大腸カメラ検査の前には、必ず診察を受けて頂く必要があります。
診察時に、お薬の服用方法や下剤の事前準備についてお伝えいたします。
診察終了後、大腸カメラ検査の日程を予約して頂きます。
問診の結果によっては、採血が必要な場合もあります。
※大腸検査はWEBにて仮予約ができます。
Step2検査の前日
大腸カメラ検査の場合、検査前日の夕食は20時までに終えるようにしてください。
夜の20時以降は固形物の摂取は控えて頂き、お水かお茶のみ摂取可能です。
事前診察の際に詳しい説明をさせて頂きます。
Step3検査の当日
事前に大腸をきれいにしておく必要があるため、下剤を服用して頂きます。
下剤の服用がご不安な患者様は院内での服用も可能ですが、その際はご予約時間の3〜4時間前にご来院頂く必要があります。
当日のお薬の服用に関して、医師よりお伝えいたします。
Step4ご来院
ご予約のお時間までに受付をお済ませください。
検査が始まる前に、当院で用意している検査着に着替えて頂きます。
Step5大腸カメラ検査
大腸カメラ検査は鎮静剤を使用いたします。
ベッドにリラックスした状態で横になって頂きます。
検査時間は、約15〜20分で終わります。
Step6検査後
検査後は、体調が戻るまでリカバリールームでゆっくりして頂きます。
鎮静剤を使用した検査は、検査後も30分〜1時間程度はお薬が効いているため、リカバリールームで効果が切れるまでゆっくりお休み頂きます。
気になる点やご不明な点があれば、スタッフまでお気軽にご相談ください。
Step7検査後の結果説明
大腸カメラ検査の結果は、患者様にお見せしながら詳細を担当医より丁寧にお伝えします。
鎮静剤を使用した場合や組織片を病理検査に回した場合などは、後日改めてご来院頂くことがあります。
大腸カメラ検査の費用
内容 | 1割負担 | 3割負担 |
---|---|---|
大腸内視鏡検査 | 約2,500円 | 約7,500円 |
大腸内視鏡+病理検査 | 約3,000円 | 約10,000円 |
大腸ポリープ切除 | 約8,000円 | 約20,000~30,000円 |
※上記には短期滞在手術基本料1が含まれております。